車輪の国、向日葵の少女レビュー
独特の世界感。一本道だけど侮ることなかれ。シナリオ部門賞受賞。
■ストーリー
罪を犯すと『特別な義務』を負わされる社会。
罪人を更正指導する『特別高等人』という職業を目指す主人公・森田賢一は、
その最終試験のため、とある田舎町を訪れる。
そこで出会う様々な義務を背負った少女と供に車輪の国の真実を暴いていくお話。
章構成になっていて、それぞれの章で一人のヒロインを取り上げてます。
そのためED直前まではほぼ一本道。一応マルチEDになりますが大きくは違わない感じです。
■キャラクター
義務との関連もあるけど、孤独少女、活発少女、わがまま少女の3人がメイン。
あとお姉さんとかしょっぱなで撃たれる人とかポエマーとかいますw
そして忘れてはならないのが高等人の試験管。通称とっつぁん。
若本ボイス最高(*´д`*)この人なくては車輪は成り立たない。
■CGとか音楽とか
メッチャ綺麗なCGです。最初に出てくる向日葵とか鳥肌ものです。
音楽は結構多め。シリアスな展開のが優秀かな。
あとOPが凄く物悲しくなる。声が澄んでるんでしょうね。
■システム
各章が終わるといったんタイトルに戻ってまたスタートを選ぶことになります。
そして次の章へ移る形になります。
最初ちょっと戸惑うかもしれませんが、慣れれば問題ないでしょう。
■その他
シナリオ重視なのでえちぃは期待しないようにw
じゃないとぶっこぉすぞ!(マテ
■まとめ
とにかく設定が秀逸です。シナリオがそれを最大限に活かしてます。
各章ごとに感動する場面があり、特に終盤の盛り上がる展開は異常ですw
惜しいのはEDの流れが少し妙な感じがしたところかな。そこまでが熱い分余計に。
そしてプレイするならなるべく事前情報無しでいきましょう。
最後のネタバレがあると面白さが半減しますからね。
その辺キニシナイのであれば止めませんがw