みみをすませば レビュー

ジャンル:本音がもれちゃうADV

属性的には獣耳になるのか。ふっさふさ。

総評
シナリオ	萌え	えちぃ	泣き	笑い	音楽	CG	なんか一言
(・∀・)	(　´_ゝ｀)	(・∀・)	( ´_ゝ｀)	(・∀・)	(　´_ゝ｀)	(・∀・)	HPのバナーリンクアドレス違うし

【評価ランク:B】

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■ストーリー
事情でとある島に短期間だけ転校してくる主人公。

その島では人に獣耳が生えて心の中が周囲に漏れてしまうイヤータイムという奇妙な現象が起こる。

そんな不思議な環境でのお話。

ジャンル的には学園物だが、朝の登校,授業,お昼,放課後と日常がメインで定番イベントはあまりない。

なので刺激が若干物足りなく退屈に感じてしまうかも。

プレイ時間は12時間くらい。選択肢の数は普通か少ないくらいかな。

■キャラクター
・菊池七海
かえって不審に思えるほどに主人公の世話を焼いてくれる物静かな女の子。幼馴染でもないのにｗ
ある事情でイヤータイムを嫌っている。個別ではそれにまつわる話。
一度主人公とけんかのような状態になるけどその過程がやや腑に落ちない。
他ルートではポジションが結構ぶれるキャラ。主人公すきだけどうじうじorヒロインを応援のどちらか。
場面によってはイラっとするかもしれない。

・小野寺澪
年下で少しそっけない態度がみられるキャラ。人付き合いを率先してしない。
なのに主人公を起こしたり関わろうとするんだよねｗ大食いで魚卵好き。
個人的にはこのルートが一番好き。
というのも主人公のヒロインに対する思い遣り的なものが漏れてうわーーーはずいぃぃという状況が一番みられるから。
最初は心を閉ざしていたが、主人公の努力でだんだん打ち解けていき、笑顔が見られたときは…。
閉ざすようになったいきさつがもっとドラマチックでわかりやすかったならもっと良かったな。

・島津晶
ひとつ年上の先輩で生徒会副会長。
素直クールで、人には厳しく接するが、根は優しくて世話焼き。
どのルートでもアドバイザー的なポジション。頼れるお姉さん。
個別ルートだと好き好きオーラを出しまくるデレキャラと化す。
恋愛に疎いキャラがそういう純粋な感情をぶつけてくるのでうっとうしい感じでもなく
全体通して明るい雰囲気で進むので割と楽しめたりする。ピカリンが好きな人にはなおさら。

・小金井茉里
うるさい妹系。ＫＹというほどではない。
個別で主人公に喜んでもらおうと料理を頑張るようになるのはいいんだが
変にエロ路線に走るのは個人的にやめて欲しかった(´･ω･`)

・大神ひなた
主人公のクラスメイトだが、ほとんど学校には顔を出さない自由人。
自分のやりたいようにやるトラブルメーカー。
個別ではそんなひなたを唯一主人公が制御できるとしてお目付け役に任命される。
ひなたに振り回されるうちにだんだん…。
笑いもシリアスもそこそこにまとまってるシナリオな気がする。

■CGとか音楽とか
ほんわか〜な絵。といってもわからんかｗ

SD絵あり。数はそこそこ。笑いが取れそうな場面で発生。

音楽関係は特に思うこともないかな。曲数は普通。

場面ごとに欲しいものは揃ってるんじゃないかな。

■システム
セーブ数40個と結構少なめ。セーブ多用する人は注意。

特に重かったり遅かったりってのはないかな。

アイキャッチでも日めくりカレンダー的な挿入でもいいのでゲーム内で日付が変わるときになにか変化が欲しかった。

■その他
誤字脱字がちらほら。気になるならパッチみてみるといいかも。

えちぃは三回ずつ。尺は普通かな。

■まとめ
澪ルートであったような本音が漏れて(・∀・)ﾆﾔﾆﾔっていうシーンがそれほどなかったのは意外。
主人公以外は島民でイヤータイムになっても漏れないように対応することに慣れているので、ヒロイン側からの漏れがあまりないのもちょっと残念。
まぁ重要なシーンではその本音によって…という展開があるのでこのへんは許容できるかな。
展開をみていると主人公よりもヒロインが主導権握っていることが結構ある気がする。
そういう意味ではMの人にはもしかすると…。
個人的なシナリオの評価は　澪,ひなた＞晶＞七海,茉里　かな。それほど大きな差ではない。
日常含め一部個別でもちょっと単調で退屈に感じるかもしれないけど、適度にラブコメを楽しめるかなって感じでした。

キャラ別評価
七海：(　･ω･)
澪：(*´д｀*)
晶：(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ
茉里：(´･ω･)
ひなた：(　･ω･)