North Wind レビュー


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ジャンル:嘘つきヒロインADV


ここ最近でやったゲームの中じゃ最古のやつかもしれないな。

あまりに放置し過ぎていたので消化。

一応結論を言えば放置のままにしなくて良かった、と言える。あくまで一応。


総評
シナリオ 萌え えちぃ 泣き 笑い 音楽 CG なんか一言
( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) (´・ω・`) (^ω^) ( ´_ゝ`) (・∀・) (・∀・) 眼鏡率60%


【評価ランク:B-】

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■ストーリー
冬の北国の小さな町が舞台。伝説と恋文祭を中心に展開していく、せつない恋の物語。神秘的要素あり。

3部構成になっていて、進むにつれて攻略可能キャラが増えていく。最初は一人だけ。

2部は1部の他視点バージョンともいえ、ある種のループ物をやっている感じがするかも。

そして肝心の3部は…。うん、個人的には伝説のもととなった過去話と、雪華の終盤以外はいらねぇww

ここで、このキャラこんなことするやつなのか( ゚Д゚)ポカーンという具合に軒並み印象悪くなった(´・ω・`)

プレイ時間はちょい長めかも?15時間くらいかな。

冬休みらしく学園風景とか皆無で日常どんなこと描写してたっけと割と印象なくなってるがw

攻略難易度は普通かな。ただ1部は儚ルートのみなので選択肢考えても無駄w

2部で儚と雪華、3部で儚と佳暖と雪華ルートが存在。


■キャラクター
冬蔦儚
主人公誠の後輩。気弱な女の子。
写真撮影のため、今回帰郷に同行することにした。
全体を通してがっつり絡んでくるキャラ。故にこの子に対する印象が悪いとやってて苦痛かも。
というのも、表現悪いがネガティブ根暗キャラなのでちょいちょいイラッときたりする。
純正眼鏡キャラではあるが、眼鏡が薄っぺらくかけてるのかかけてないのかわからないくらい存在感薄いので
眼鏡嫌いな自分にとってそれほど悪影響にならなかった。
それなのに…。違うところで印象悪くしたなぁ。


柳雪華
元気で明るい記憶喪失少女。が、終盤になってくると…。
おそらくこのゲームの真のヒロイン。序盤の若干やりたい放題とも言える行動は実は…(´;ω;`)ウッ
2部のラストは声が佐本さんなのもあり、もう少しで涙腺崩壊しそうになった。
3部の最後直前までせつない展開で、軽い鬱ゲー状態にはなる。


綾川佳暖
妹的存在な幼なじみ。寂しがりや。自己顕示欲があるかも?
儚と雪華が居て主人公とそれほど絡めないのでかなり存在感が薄い。
そのうえ、一人で我慢できなくなってつい…というなんだか色々可愛そうなキャラ。
これに関してこう思うのは自分だけかもしれないけど。ツボる人にはツボるのだろう。
3部でルートあるもののエピローグなし。


小牧水澄
少し意地悪な年上のお姉さん。主人公と佳暖の幼なじみ。
茶店「北風」を切り盛りするウェイトレス。
エセ眼鏡キャラ1号。そしてまさかのサブキャラ。ゲーム中に印象がかなり二転三転した。
てっきりルートあるんだろうと期待し、ルートがないことで愕然とし3部の真相を聞いて((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
女って怖い。


君塚深姫
年下だけどしっかり者の巫女さん。
エセ眼鏡キャラ2号。そしてまさかの(ry
花音さんの声聞いたのいつぶりだろうwっていうか名前的に佳暖役な気がするが。
案内役というか、いろいろ知ってる情報をちょいちょいプレイヤーに教えてくれるそんなポジション。


■CGとか音楽とか
7年ほど前のゲームにしては今でも十分なくらいなクオリティの絵だと思う。

佳暖の膝を抱えるCGはちょっと足が長すぎる気がするがそれ以外は気にならなかった。後は好みの問題?


音楽はゲームの雰囲気にあってる曲が多く、哀愁ただようというかせつない感じの曲が多め。

それほど複雑な和音ではないと思うのにこんなに感じが出てるのは凄い気がする。

構成にあわせてOPムービーが三本。


■システム
基本は揃ってるかな。スキップがやや引っ掛かり気味で快適ではないかもしれない。

コンフィグ見てるとまだこの頃は既読スキップとかそういう言葉が一般的じゃなかったんだろうか。Mode Aとかw


このゲームの売りとして、ちょいちょいアニメーションが入る。ひとつひとつは短いが数が多い。

良いと思うか悪いと思うかは色々あるだろうが、個人的には雰囲気演出に役立ってるかなと感じた。

コンフィグ画面とは別にウィンドウのタブで、CPU使用率が変更可能。

起動時はほぼCPU100%で困ってたけど師匠に教えてもらって低くしたらあっさり解決w知らない人はお試しあれ。


■その他
何気に声優陣豪華な気がするな。

どうでもいいけどえちぃシーンで中or外の選択肢以外に、どこをいじるだとかの選択肢があってなんか新鮮だった。

そのえちぃは普通かちょい短いくらいの尺かな。

話が進むとタイトル画面が変わり音楽も豪華になっていく?


■まとめ
全体を通して切ないというか悲しいというか、雰囲気としてはやや暗めのお話。

1部で謎提起されて2部で真相に近づくものの悲しい結末で終わり、3部でようやく…。

まぁ最後までやりましょうということ。

雪華に対する思い入れがないとモチベが続かないかもしれない。自分は報われたいと願ってなんとか最後まで行きました。

2部にしろ3部にしろ雪華を最後にしたほうがいいかな。おいしいところは最初がいい人は最初でもいいか。

シナリオ以外に関しては古いゲームと感じさせない出来だと思う。

3部は2部の補完、それこそ恋文伝説と2部の雪華ルートのその後くらいでも良かったかもなぁ。

おしい。


ちなみにジャンル名で嘘つきヒロインADVと称しましたがどんな嘘をついたかと言うと…。

ネタばれのため一応反転。

儚:3部で主人公が記憶喪失なのをいいことに恋人関係ですと言い放った
雪華:手術の約束を破った まぁこれはそれほどひどいとも思わないか
佳暖:同じく3部で主人公が記憶喪失なのをいいことに実の兄妹であると嘘をついた
水澄:ある企みから別に主人公が好きでもないのに主人公に告白した
深姫:雪華についての事情。親戚だとかそのへん。これも雪華同様ひどくはない
儚、佳暖、水澄の嘘は3部で判明した割と( ゚Д゚)ポカーンな内容だったので3部の印象がががががw

他の人はどう思うんだろうなぁ。


キャラ別評価
儚:( ゚Д゚)
雪華:(*´д`*)ハァハァ
佳暖:(´・ω・)


水澄:(´・ω・)
深姫:( ・ω・)