夏空のペルセウス レビュー

久しぶりのminori作品。予想外に短いシナリオでした。


プレイ前期待値:A-

ジャンル:痛いの痛いのとんでけ


昔のノートだとスペック的にだいぶ厳しいご様子。

ムービーがまったく再生されなかった\(^o^)/


総評
シナリオ 萌え えちぃ 泣き 笑い 音楽 CG なんか一言
( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) (・∀・) ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) (・∀・) (^ω^) これで5GB超えるのか…


【評価ランク:B】

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■言いたいことアレコレ
○シナリオ
他人の痛みを自分に移すことができる兄妹のお話。
他人に利用されて、縁を頼って人の少ない田舎に移り住むことになる。
同じクラス(というか学校全体で)五人。ぶっちゃけ登場人物も五人。
わざと人数少なくしたんじゃないかというくらい。
いくら田舎でもここまで放置の学校ってあるのかw


シナリオの核となるのはこの力をどうするかという点。
シリアス寄りにしたかったのか、恋愛模様やギャグ要素はほとんどなし。
個人的に気になるのは主人公のあり方。
力のせいで他人に振り回され続けてきた人生を送ってきて、なるべく他人と関わらないようにという流れだったのだが
会って間もないクラスメイト達に力を使って助けてあげたいと善人のように振舞う点。
底抜けのお人好しで人助けが出来るならなんだっていい、っていう聖人君子ならまだわかるのだが。
そのあたりの立ち回りに疑問を感じてしまった。
そういう意味ではああまで人間不信に陥る妹のほうがまだ自然のような気がする。
結局他人と関わらなくなる妹エンドはバッドっぽくありながらもこの二人にとってはいい終わり方なのかもしれない。


翠ルートではそう思わなかったけど、あやめや透香ルートになると力で移せる「痛み」という定義がよくわからなくなる。
痛みっていうからややこしいのかな。比喩的な意味での傷という感じなのか。
単純に感覚的な痛みだけなくなっても病気は治らないと思うんだよね。痛み止めうっても病気自体が治るわけじゃないし。
妹にいたっては理性を移したとか精神操作じみたことまでできるしw力が強いとそうなのかなーって思えなくもないけど。
そのへんがちょっと曖昧でした。


○キャラクター
強力なのは妹かな。一番癖がないのは翠あたりか。
シナリオのボリュームが少なくてキャラ同士の掛け合いを楽しむまでもなく終わる。掴めない。
かわりに全キャラ胸のボリュームがある。ごちそうさまです(ぁ


○システム演出色々
コンフィグ関連。
必要最小限。ctrl強制スキップ不可っぽい。
PCがスペック不足だとアニメーションとかまともに動かないのでエフェクトオフに。


音楽CG関連。
曲数少ないのかなと思って回想みたら40以上あってびっくり。
でも正直緊迫感あるときの音楽しか覚えてないw
CGはキャラ、背景共に綺麗だと思う。
ムービーも綺麗なんじゃないかなぁ…w(再生できなかったので想像)


えちぃやその他。
シナリオ量の割りに回数が多かったような気がする。というかえろいw
連戦多め。


■まとめ
人にはない特殊な力、それを通じて自分、他人とのあり方を考えるお話。
主人公をどう捉えるかでこのゲームに対する印象も変わってくるかもしれない。
短いので中だるみを感じるする暇なくおわる。むしろ感じるとすれば描写不足?
それでもいいたいことはなんとなくわかるのでいいのだが。
量だけで考えるならば、ミドルプライスでも良かったんじゃないかなぁ。


加点対象:絵の綺麗さ
減点対象:主人公のキャラ設定とボリュームの少なさ


キャラ別評価
恋:(´・ω・)
翠:(*´д`*)
あやめ:( ・ω・)
透香:(*´д`*)