LOVELY×CATION レビュー
孤独ヒッキーな主人公が彼女を作る学園物。
いくつかの決められた主人公の名前を呼んでくれるラブリーコールシステムを搭載。
ちょうど自分の名前があったのでやってみた。
まぁ現時点でこういうシステム使うとこんなもんというのがわかった感じ。
総評 | |||||||
シナリオ | 萌え | えちぃ | 泣き | 笑い | 音楽 | CG | なんか一言 |
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( ´_ゝ`) | (・∀・) | (・∀・) | ( ´_ゝ`) | ( ´_ゝ`) | ( ´_ゝ`) | (^ω^) | このタイトルって造語? |
■ストーリー
ひきこもりニート予備軍な主人公が、アルバイト始めるか彼女作らないと叔父に家を追い出されてしまうお話。
いわゆる幼なじみタイプ(旧知の仲)がいないので、それぞれとの出会いや仲良くなりはじめるところは新鮮かも?
といってもそれは本当に最初だけで、後はよく一緒にいるようになってそれで…っていうパターンが多い。
プレイ時間は15時間くらい。攻略自体は簡単だが全部のえちぃを見ようとするとステータスを気にする必要がある。
二週目以降のボーナスを当てにしないと駄目な場合もありそう。
■キャラクター
・七沢 由仁
自分を変えたくてイメチェンしたら一気に人気が出てしまったアイドル的存在。
引っ込み思案で恥ずかしがり屋。いまいち自分に自信が持てない。
趣味は料理とテニス。主人公とは昔クラスメイトだったがお互い交流はない。
事情から彼氏彼女のフリをする関係になる。
価値観としてキス>えちぃには賛同できないかなぁ。フリのためにそこまでできるか…?
本心としてお互い好きだけど素直になれず、関係を続けたくてこうなったのはなんとなくわかるが。
歪な関係が続く。ある不安からとうとう暴走してしまう。下衆主人公www あ、BADEND注意。
ノートのシーンは良かったかな。でも、手紙じゃなくてノートなのはなんでだってちょっと思ったw
最後にキスをもってきてエンドにしたくてこの展開を選んだのかなぁ。
弟と妹ににもっといじられてもおもしろそうだったな。
・天ヶ瀬 優希
主人公のクラスメイト。いいとこのお嬢様だけどそれを隠したがっている。
今の自分を好きになれず、普通の少女でありたいと願っている。やや世間知らず。
活発社交的な性格で、自分の感情をストレートに表現する。
隠していた自分を知られたことがきっかけで主人公と接点をもつ。
自分を変えたいという点で似た物同士な二人は、友達になり放課後も行動を共にする。
クラスメイトからのひやかし描写が若干あり。他ルートだと他人からのひやかしというのがない。
初回えちぃへの展開がちょっと微妙。世間知らずにもほどがあると思うんだ。
最後は家の問題。親父に言いたい事言うとこはいいね。ある意味唯一の見せ場。
・犬吠埼 綾
人と馴れ合うことが嫌いで、常に他人と一定の距離を置いている女の子。
目つきが鋭く、誰にも気を許さない。
偶然に告ぐ偶然で接点を持つ。メニューが一緒とかある程度話せるようになるまでの過程は面白いなw
ゲーセンで対戦したり生き物の話をするうちにお互い唯一気を許せる相手になる。
えちぃと告白の順番が逆になってるけど、まあこのあたりの展開を見ればアリかな。
最後の決断して苦言を呈するところは好きだなぁ。
その後どうなったかをもう少し引き伸ばしても良かった気はする。EDに入ってすぐだもんなw
・月岡 三朝
新任体育教師。水泳部顧問。快活でお茶目な甘々お姉さん。
あることををかばわれて意識し始める。
何かに対するお礼というのがこの話では二回出てくる。ワンパターン…でもないか。
あることから距離をとろうとして傷つけてしまい、瀬良からおしおきされる。
本当のことを言おうとする…のはいいんだけど生徒と先生っていう立場の問題にすりかわってたんだよな。
汚しそうだからっていう真実をうちあけたわけじゃないのがちょっと不満。
教師相手だけど隠れていちゃいちゃって感じはない。設定では隠れてることになってるけどね。
瀬良にお礼言うシーンあるのは個人的に良かった。短いけどw
・黒川 瀬良
知的で妖艶な雰囲気を纏った保健医。クールビューティー系。
主人公をからかってリアクションを楽しむ悪戯好き。
スポーツ好きで、三朝とは大学の先輩後輩。
三朝のミスをきっかけにより接点を持つようになる。
こっちも〜のお礼、お詫びっていうきっかけが目立つかな。
主人公が好きになるまではあっという間だけど、その想いを告げようとする過程はいい。
けど、付き合い出して最初のえちぃ(本番ではない)になる過程はちょっと微妙。
強がってる瀬良をみられるといえばみられるが…。単に自分が気に入らないだけかもな。
山場は中盤に瀬良に拒絶されるところだけかな。
この時かなりのへたれ主人公と化すのでイラっとくるかも。死体ごっこてww
■CGとか音楽とか
絵は好きな部類の萌え絵。唇とか艶があって色っぽい。
キャラの服もそこそこ多彩なので見た目で楽しめるところはありそう。
でも三朝と瀬良の胸が大きすぎて形が変に見える。気のせい?
音楽は20曲程。可もなく不可もなくって感じ。
■システム
ショートカットを自分の好きなキーに割り振れる。あまりみないタイプかも。
放課後どこにいって何をするかといった選択肢が二回あり、それによって主人公のパラメーターが変化する。
パラメーターによる分岐はえちぃシーンが見れるかどうかくらいしかない。文章もちょっと変わったりするかな。
パラメーター関係なくただの選択肢でも良かったようなそうでもないような。
まぁ同じところを何度も行ったりするからこういうシステムにするほうが無難といえば無難か。
このゲーム特有のラブリーコールシステム。恋人になると候補の主人公の名前をヒロインが呼んでくれる。
名前によっては違和感強く感じるのと感じないのがある。
名前を呼ぶ時は文章の頭で呼びかけるパターンしかなく、文章中に名前がくることはない。その場合はキミやあなたになる。
デートの時、えちぃの時、ほか重要場面等で呼んでくれる。
呼びかけパターンは、普通の声、ささやくような声、叫び声など数パターンあるみたい。
声のトーンとか雰囲気がその文章にあってればいいのだが、いかんせん合わないときはとことん合わないので違和感バリバリ。
場面によっては同じ調子のパターンを連続で聞くこともあり、なんだか機械音声みたいだなぁという感想をもった。
■その他
一人当たりのえちぃ回数がなかなか豊富。ただキャラによっては本番じゃないのが多い。
尺はばらばらかも。十分なのもあれば妙に短いのもある。
アソコの言い方が全部堅っ苦しい。ペ○ス、ヴァ○ナ。特に後者なんて久々に聞いたわw
メールの返信内容も選択できればいいのに。そこまでいくとラ○プラスまんまだけど。
■まとめ
目当ての子を決めてしまうと、他キャラはまず出てこない。必然的にキャラ同士の絡みもない。
叔父さんや男友達のアドバイスもわずかにあるけど基本的に自分で全部考えて行動していく。
日常シーンはかなり主人公の独り言的展開が多い。まぁ孤独なヒッキーだからなぁw
主人公の成長というものはあまり感じられない。一人の世界に浸るようになった背景もしっかりしていない。
その辺きっちりしてると、どんどん変わっていってるなというのが実感できたかも。一応女の子と話せるようになりはしたけど。
公式のジャンル名(もうずっと初恋の日々ADV)からもっと純愛っぽい雰囲気なのかと思ってたけどそうでもなかったかな。
告白して想いが通じてえちぃというパターンがどのルートにもそれほどみられない。
告白シーンで、一枚絵を使ってそれらしい演出してるのは由仁と綾の二人だけかな。あとは流れというか雰囲気だけな気がする。
どのルートでも一つか二つ山場があるくらいで後はただいちゃついているか、なんでもない日常を過ごしているだけの描写が多い。
もしかすると、そのなんでもないことを話す日常っていうのをメインに表現したかったのかなぁ。ただ終わった後で印象には残らんけどw
シナリオそのものよりキャラクターに魅力を感じれるかどうかかな。キャラを気に入ればそのなんでもないシナリオでも楽しめそう。
推奨順は特になし。過度な期待をせずにプレイすればそこそこ楽しめるかも。
キャラ別評価
由仁:(*´д`*)ハァハァ
優希:(*´д`*)ハァ
綾:(*´д`*)ハァハァ
三朝:(*´д`*)
瀬良:(´・ω・)